朝、お父さんと軽く話した感じだと、たぶん反対されるような気がして不安しかない。
きっとそれが顔に出てたのか、瑞月くんがひょこっと覗き込んできて。
「……だいじょーぶ。俺がひよのお父さんにちゃんと認めてもらえるように話すから」
「っ、」
しっかり目を合わせて、言葉どおり大丈夫って訴えかけてくる。
普段の瑞月くんは、やる気なくてマイペースなのに。
こういうときは真剣な顔して凛々しいから、そのギャップにすっかりやられちゃう。
ほんとはすごく不安だし緊張してるよ。
でも、瑞月くんのほうがもっとプレッシャーを感じてると思うから。
瑞月くんの大丈夫って言葉を信じて、わたしもちゃんとお父さんに認めてもらえるように話しないと。
今もリビングで待っているであろうお父さんのもとへ瑞月くんと向かう。
リビングに入るとお母さんがすぐに声をかけてくれて、お父さんがいるテーブルのほうへ。

