「ひよと2人はうれしいけどさ……。ただ、俺ぜったい我慢とかできないし」
「瑞月くん何か我慢してるの?」
「……そこは聞かないとこでしょ」
「えぇ、教えてくれないとわかんないよ!」
「はぁ……俺、今日の夜寝れないってことね」
結局、瑞月くんが1人で完結しちゃって、わたしには教えてくれないまま部屋のほうへ。
部屋はもちろん和室。
広々とした空間で、ふすまで部屋が仕切られて、普段とは違う雰囲気。
荷物はすでに運んでもらっているので、ご飯とお風呂まで部屋でゆっくりするだけなんだけど。
とりあえず浴衣から着替えようかなって思ったんだけど。
ここで緊急事態が発生。
帯をどうやってほどいたらいいのか、そもそも浴衣ってどうやって脱ぐの……!?
「み、みつくん大変……っ!」
「なに、どーしたの」
「ゆ、浴衣が脱げない、です……」
「は?」

