いやいや、幸花ちゃんたちは恋人同士かもしれないけど、わたしと瑞月くんこれでも仮なんですけど!
「ほらほら、相沢くんも待ってるし!わたしは薫くんのところ行っちゃうね!2人でたくさん楽しい時間過ごしてね〜♡」
なんて、呑気にそんなこと言って、幸花ちゃんは天木くんと自分たちの部屋へ。
取り残されたわたしは、とりあえず瑞月くんのもとへ。
「えと……部屋の鍵、です」
受け取った鍵を瑞月くんに見せてみる。
「俺とひよの?」
「う、うん」
すると、瑞月くんわかりやすくズーンと頭を抱えちゃってる。
「はぁ……完全に薫にはめられた気がする」
「え??」
「一晩中ひよが同じ部屋にいるとか、半殺しどころの話じゃないよね」
「え??」
ダメだ、わたしさっきから同じことしか言ってないよ。

