独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。




「あ〜〜、久しぶりに歌いすぎて喉に違和感ある〜!」


「幸花ちゃん歌すごく上手だもんね。羨ましいよ!」


スマホで時間を確認したら夕方の6時を過ぎていた。

このあと、幸花ちゃんとごはんを食べて帰る予定だったんだけど、急用ができてしまったみたいで、カラオケを出て慌てて走って行っちゃった。



1人ポツンと取り残されて、どうしようかなってスマホとにらめっこ。


通知欄には瑞月くんから【帰ったら連絡して】と、相変わらず過保護なメッセージが届いてた。


もう遅い時間だし、わたしも帰ろうかなぁ。


スマホをカバンにしまい、歩き出して周りをキョロキョロ見渡したら。


あ、どうしよう……ちょっと怖いかも。


1人になってみて、ここが治安の悪そうなところだって気づいた。



駅から少し離れてる、外れた場所。


学校が終わった時間帯は明るかったし、人通りもそこそこあったし幸花ちゃんも一緒だったからなんとも感じなかったけど。