あれから耐えきれなくなって、1人でお店を飛び出して。
遅れて瑞月くんが追いかけてきて。
「ひーよ。なんで怒ってんの」
「お、怒ってないけど……!!な、なんで瑞月くんが……っ!」
「ひよの胸のサイズ知ってるかって?」
「わああああもう口にしないで……っ!!」
なんでそんなサラッとなんともなさそうな顔で言うの、こっちは顔から火が出そうだよ……!!
「慌てすぎ。別にいーじゃん、知ってても」
「よ、よくない!!なんで知ってるの……!!」
「んー……。抱きしめた感じでわかるでしょ」
「わかんないわかんない……!!」
そんな特殊能力発揮しなくていいし……!!
もう恥ずかしくて瑞月くんの顔見れないし、今すぐどこかに隠れたいくらいだよ!

