とっても恥ずかしいところに瑞月くんの唇が触れて、ぜったい今わたし顔真っ赤になってる……っ。
「……この痕。俺以外見ることできないね」
「み、見せれないよぉ……っ」
「いーんだよ、俺だけで」
お風呂入るたびに鏡にこの痕が映ってるの見たら、いちいち思い出しちゃいそう……。
「み、みつくんお願いだから、もう起きて……っ」
「あと少しひよのこと可愛がったらね」
制服は乱れたまま。
今度は、おでことか、まぶたとか、頬とか。
何回も何回もキスしてくるの。
際どいところは唇のほぼ真横とかにも。
「……はぁ、全然足りない」
「も、もうダメ……っ!学校遅刻しちゃう……!」
いい加減止めないと、ほんとにまずいような気がして。
なんとか瑞月くんをベッドから起こして。
わたしは制服をちゃんと着直して。
こうして、2人で学校へ。

