「……嫌がってるけど身体は素直だから」
「ひゃぁ……っ」
「ほら、かわいー声出た」
片方の口角を上げて、唇を舌でペロッと舐めてるのがものすごくセクシーで。
「……せっかくだから、ここにも痕残していい?」
指先が首元からスッと落ちて、キャミソールの中に滑り込んできて。
「やっ、どこ触ってるの……っ」
「口にしていーの?」
「だ、ダメだけど……っ」
「キャミソールのせいでよく見えない」
よく、見えない?
え、えっ、何を見るつもりなの……!
って、慌ててる間にキャミソールの肩紐がスルッとずらされて。
「……エロいね」
「ぅ……やだぁ……っ」
「やだじゃないでしょ。あと少しおとなしくして」
また、瑞月くんが顔を埋めて。
さっき首筋にしたみたいに……胸元にも同じようにチクッと痕を残して。
「……やわらか」
「うぅ……っ」

