独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。




なかなかすごいことをにこにこ笑いながら言ってる天木くん。


「瑞月には陽依ちゃんが必要不可欠なんだよね。きっと他の男に渡したくない存在なんだと思うよ」


そんな言葉で簡単に浮かれないよ。

だって、他人からそう見えても、じっさいわたしたちの関係をいちばん知ってるのは、当たり前だけどわたしたち。



「幼なじみでいる期間が長すぎるせいもあってうまく気持ち伝えられないとかあるかもね。もちろん、俺は2人の関係を深くは知らないから、とやかく言うのは違うかもだけど」


「……」


「まあ、俺から言えることは、今の瑞月の機嫌を取り戻せるのは陽依ちゃんだけだよってこと。頼むね、アイツ機嫌悪いと俺じゃどうしようもできないから」


そう言って、天木くんは教室をさっていってしまった。


しばらくして、わたしも帰ろうかと思ったら。


教室の扉が開いて、瑞月くんが戻ってきた。