「はい...」

「ええ。友達です」

「自分がいじめられないようにと築いた関係ではないっすか?」


2人は首を大きく振った。


「だって、わたし達は、中学生の頃から仲良しなんです。いじめとか関係ありません」

「なら、答えはすぐに出せますね」

「えっ?」


私は佐伯さんから腕を離し、2人を見た。

うん、大丈夫だ。

この2人なら、きっと、佐伯さんを守ってくれる。

佐伯さんの力になってくれる。

佐伯さんの生きる意味になってくれる。

そう、思った。