「市ヶ谷朔空です。またよろしくお願いします!」


オレのその言葉に、


「やったぁ!」


と、ルナは素直に喜び、


「わたしの涙、返してくださ~い!」


と、にゃんにゃんからは空手チョップをくらい、


「ワンコ~!お帰り~!」


と、ひなには泣かれた。

が、1人だけ冷静なのは、やはり久遠だ。


「皆さん、ここでぐだぐだしてると遅刻しますよー。早くいきましょー」


的確に指摘してきた。


「あっ!そうだ!」

「やべ」

「うわぁん!」

「ルナくんしっかりして!」


オレたちは全速力で走り、学校への到着順を競ったのだった。