「君、大丈夫?」

「あっ...はい!大丈夫です。ありがとうございました!」


真新しいブレザーにすすがついてしまい、オレが何かしたわけでもないが、なんだか申し訳なくなった。


「では、私はこれで...失礼しますっ!」

「あっ、ちょっと!」


行ってしまった...。

擦りむいたように見えたが、痛くなかったのだろうか。

大丈夫って言ってたし、まぁ大丈夫なのだろうけど。

公園の方を見ると、突っ込んだおじいさんがランニングをしていた男性2人に助けられていた。

そのうち、警察も来るだろう。

あとは警察に任せるとして、オレは学校に向かうか。

そう思い、腰をあげようとしたその時だった。