にゃんにゃん劇場、閉幕。

ということは、遂に次でラストだ。

ラストを飾るのはもちろん部長だ。

かと思いきや、立ち上がると受話器を持ち上げ、フロントに電話をかけ始めた。


「もしもし、5番の部屋のものです。例のぶつ、お願いします」


は?

例のぶつ?

まさか、ヤバいクスリ?

待て待て。

まさか、この集団、そうとうヤバイ集団だったのか?!

海外から特殊ルートで密輸して、このカラオケボックスの倉庫に保管してた、とか?

と、変な妄想を繰り広げているのはオレだけだった。

皆はというと、にやにやともクスクスともつかない笑みを浮かべ、こちらを見ていた。

そして、その時が来た。