「私は久遠由紗と申します。
長々と話すと疲れてしまうと思うので簡潔に言います。

私は純さんから粋さんのお話を伺い、思いました。

2人の迎えるエンディングを、私達も協力し、幸せに満ちていて希望の光を感じられる明るいものにしたい、と。

必ずお姉さんは卒業します。
粋さんの分まで学生生活を謳歌します。

ですから、待っていてください。ここに純さんが来るのを待っていてください。
よろしくお願いします」


私は目を閉じ、数秒間ゆっくりと呼吸だけを繰り返し、無言で想いを綴った。

これで、私の想いは伝えきった。

後は卒業式を成功させれば、

私達は春を迎えられる。

私も後少し、頑張らせてもらうっす。

決意を新たにし、私たちは病室を後にしたのだった。