私が純さんと話を終えると、ちょうど面会の時間になった。

病室に行って良いのは1度に2人までということで、私はルナを連れて行った。


「この方が粋さんすね」

「粋さん、こんにちは。ぼくは粋さんの同級生の月之瀬未宙と申します。今日はお会い出来て嬉しいです」


ルナの声が震えているのが分かり、私はそっとルナの背中に手を置いた。

ルナが気付いて私を見る。

私はうんうんと大きく頷いた。

ルナが思ったことをそのまま伝えれば良い。

不器用でも、

言葉が拙くても、

まとまりがなくても、

いい。

真っ直ぐ、

ただひたすらに真っ直ぐ、

届くようにと願いを込めれば、

伝わる。

私はそう信じる。