その後も私は純さんと時間の許す限り話をした。

私の名前は母がつけてくれたこと、

祖母や美郷さんの話もした。

純さんは見た目とは裏腹に、すごく真剣に話を聞いてくれた。

そして、私は純さんと粋さんの話を伺った。

純さんは本当に妹さんのことが大好きで、次から次へと思い出が溢れ、1度口を開いたら止まらなかった。

その様子を見て、聞いて、私は思った。

純さんは粋さんを心の底から愛していて、自分の命と同じくらい大事に思っているのだと。

そして、そんな愛や想いを日々受け取っている粋さんはきっと幸せなのだと。

だから、その時が訪れても、粋さんは安らかに眠ることができると。

私にはこれくらいのことしか出来ないけれど、純さんと粋さんのために精一杯頑張らせてほしいと、心から思ったのだった。