......久遠を救うことだ。


「突然入ってきて何ですか?いくらクラスメートとはいえ、ノックくらいしてくれないと困ります」


生徒会室にオレは飛び込んだ。

ここにいるはずがない。

頭の切れるやつは裏の裏をかく。

おそらく別の場所に久遠を監禁しているのだろう。

そしていつまでもいつまでも

癒えることのない憎しみをぶつけて

傷を深く深く彫っていくだけ。

そんなの、間違っている。

そんなの、許せない。

絶対、許さない。

オレは椅子に持たれて平然と書類を書いている彼女の前に立った。

来年度の予算案だろうが、目安箱の意見の集計だろうが、そんなの関係ない。

こんなねじ曲がった根性のやつ、生徒会長失格だ。