――ガタン!


突然遠くで大きな物音がした。

体育館の方か...。

体育館といえば、学園祭の時に爆発があった場所だ。

オレの背筋が凍った。

オレはすぐさま駆け出し、体育館に向かった。


「久遠!久遠、いるなら出てこい!久遠!」


だが、久遠の姿は見えない。

オレの勘違いか...。

そりゃあそうだよな。

こんなところでリンチとかあり得ない。

戻るか。

戻っておとなしく待とう。

そうすれば戻って来るはず......


「市ヶ谷くん!」


踵を返したところで、オレの名を呼ぶ声がした。

誰だ?

振り返るとそこには、