ラブレターを受け取りながらふと思った。

オレも最初はこの人達と同じ気持ちだったのだと。

羽依に告白しようと決めた日の朝、そわそわして話しかける直前まで、冬場だというのに汗がダラダラと背中を流れていた。

羽依のこと、本当に好きだったんだな、オレ...。

忘れかけていた気持ちがふっとよみがえってきて、オレは心からこの人達のために誠意を持って伝えよう、届けようと思った。

よし。

頑張ろう。

絶対に成功させるぞ。

オレは気合いを入れ直し、ラブレターを大事に机にしまったのだった。