「ゆっち先輩、ワンコ先輩から離れてあげて下さい」


突如にゃんにゃんから助け船が流れた。


「あっ、すみません。威圧してましたね」


久遠は右左の順で後ろに下がった。

そのカクカクとした動きで吹き出しそうになったが、耐えた。

ったく、ロボットかよ。


「まぁ、ワンコは20人と多いので大変でしょうが、直接渡すのは数人になるかと思います。

私も手伝うんで、一緒に頑張りましょー。それでどうっすか?」


まん丸の大きな瞳がじーっと見つめてくる。

この瞳に見つめられたら有無は言えない。

オレはこくりと頷いた。


「んじゃあ、決まりっすね。当日はひなさん、にゃんにゃん、ルナチーム、私、ワンコチームで行きましょう」