「は?ひなさんがインフル?」


そう、ひなさんがインフルエンザに感染してしまったのだった。


「昨日一緒に登校しようかとメッセージを送ったら、その返信が"インフルになりました"だったんですぅ。もぉ、信じられませんよぉ」

「そういえば、去年もかかってましたね。ひなさんはどうやら体が弱いようっす。インフルなら空気感染しますし、お見舞いにも行けないんで、治るまで待つしかないっすね」

「はい...」


と、慰めていた翌々日にはにゃんにゃんがかかってしまった。

それを気に病んでかルナが風邪を引き、活動どころではなくなったため、私は休部の判断を取った。

せっかく復帰したのに、何もやれないとなると今度は私が病みそうだ。

だが、めげている場合でもないので、私はバイトと勉強をみっちり頑張ることにした。

期末テストは2月下旬だから、正直まだ時間に余裕はあるが、休んでいた分を取り返す必要がある。

私は放課後は部室にこもり、ヒーターをガンガン付けてぬくぬくしながらペンを動かし続けた。

そして、そんな私を真似する人物がもう1人。

未だ健在のワンコだ。