――バサッ。


「はー、良く寝た」


午前4時丁度に私は飛び起きた。

新聞配達を始めてからというもの、1度も狂うことなく、この時間に起きる。

そして今日も変わらぬ生活が始まる。

朝ご飯は卵かけご飯一択でこの数ヵ月は来ている。

1個の卵でご飯3はいも食べれば十分昼まで持つ。

事前準備の弁当を持っていざ出勤アンド登校だ。

新聞配達をとっとと終え、黒マスクをして学校までの道のりを急ぐ。

新学期が始まって1週間だというのにインフルエンザが流行りだし、うちのクラスはもう3人がダウンしている。

たしか3分の1以上がかかると学級閉鎖だったな。

そうなられては復帰した意味がないので、私は徹底して感染予防をしていた。

が、しかし、

別の場所で悲劇は起きた。