「どーも。久しぶりっすね」

「久しぶりっすね、じゃねぇだろ。ったく、今まで何してたんだよ?」


久遠はオレの問いには答えず、もぐもぐを続ける。


「おい、大根食ってないで話せよ」

「いやぁ、大根旨いっすねー。でも、やっぱ1番はこいつっすよ」


と、オレに見せて来たのは別の皿に大量に入った卵だった。


「おい、これ何個だよ」

「ひーふーみーよー、いつ、むー。あ、6っす」

「6?!お前、コレステロール大変なことになるぞ?!」


ってか、その前に数え方独特過ぎだろ。

一体いつの時代の人間だよ。

タイムスリップしてきたのか。


「心配には及びません。私、こー見えて超絶健康なんで。小4以来、風邪1つ引いてないんすよ」

「あっそ」

「へー、そーっす。ふーふー、あー旨いっ!」


ってか、ほんと旨そうに食べるよな。

しかも、こんな状況だというのに。

肝が据わってるというか、なんていうか。

いや、でも......

こいつ、休んでるんだもんな。

学校来れてねぇんだもんな。

取り繕ってるだけか。

本当は相当傷付いてるんだよな。