「成功ですね!」


成功、だな。

いや、それ以上か。


「大成功だ!」

「はいっ!」


このツリーをこの場所から見せてやりたかった。

久遠、どんな顔したかな。

オレたちだけで準備してここまでの成功を収められたのだから、上手くやりすぎだと嫉妬しだろうか。

それとも、喜んでくれたのだろうか。

"綺麗っすねー"なんて言いながら見てくれたのだろうか。

そんなこと、考えても分からない。

分からないけど、考えてしまう。

久遠の顔を浮かべてしまう。

なら、行かなきゃな。

あいつを捜しに行かなきゃな。