新聞部からの邪魔は事前の話し合いの通り入らず、何事もなくその後も順調に進んだ。

軽音部と吹奏楽部の演奏会も盛り上がったし、ダンス部やチア部も数日前に出演が決まったとはいえ、寒い中キレキレのパフォーマンスを見せてくれた。

あとは、もうツリーのみ。

このツリーが無事点灯してくれれば、おそらく誰しも成功と言うだろう。

オレはスマホをステージに向けた。

この瞬間だけは、久遠にも見せてやりたいと思ったのだ。


「そろそろですね」

「あぁ。あの2人なら上手くやってくれるだろう」

「ですねぇ。ぼく、信じまぁす」


オレはルナと共にその瞬間を待った。