「そうそう。忠告2はその女のことだ」

「久遠がなんだ?」


ヤツの力が一段と強くなる。

肩が重く、痛い。

僅かに電流が走る。


「君が久遠由紗に構うメリットはなんだ?」

「は?」


急になんだよ。


「君には天使と呼ばれるくらいの美人なカノジョがいる。

それなのに、君は久遠に固執している。

君がそうするには、何かしらメリットがあると考えたのだが、違うのか?」

「わかんねぇよ、そんなの」

「分からない。ふっ。そうか」


メリットとかなんとかそんなこと考えたこともない。

久遠は大切な仲間で友人で同志。

着いて行きたいと思う、尊敬の念さえ持つ相手だ。

ただ、それだけ。

それだけ...だ。