オレたちはそれからというもの、弱音をはくことなく、それぞれの役割をこなした。

松雪先生に頼んで電飾の買い出しを一緒に行ってもらったり、放送でプレゼントのことを呼び掛けたり...。

1番厄介だったのは校長先生への許可申請か。

文化祭であんなことがあったばかりなのに、と何度も断られたが、オレとひなが毎日代わりばんこに話をし続け、ようやく10日目で了承してもらった。


――今度こそ、事故なく学生全員が楽しめる企画をお願いします。


そう校長先生に熱い言葉を頂いた。

その言葉を胸にオレたちは全力で冬空の下、必死に働いた。