「楽しそう!すっごく良きです!」

「うん。悔しいけど、めっちゃいい!これで行こう。けど、レスキューシートって誰に提出するんだ?美郷先生はもういないし...」


それはもちろん...


「旦那さんだよ。歩先生」

「えっ?歩先生が顧問?」

「正式には決まってないけど、おそらくそうなると思うって言われた。だから、とりあえずは歩先生に色々相談しよう。で、部長代理はひな、お前しかいない」

「おっ、おれ?」


うんうんと3人で一斉に頷いた。


「ひな先輩、一応副部長ですからねぇ」

「ひな先輩なら、やれます!わたしも全力応援しますので、一緒にがんばりましょう!ファイト~オ~です!」

「そうそう。ファイト~オ~だ」

「分かったよ~。じゃあ、おれが責任を持ってゆっちが帰ってくるまでこの部活を守ります」


頼んだぞ、ひな。

で、オレもうかうかしていられない。

オレもやれることは精一杯やらないとな。

今回は全校生徒のため。

特に、あいつのために頑張るって決めたから。

久遠、オレ頑張るよ。

だから、帰ってこいよ。

絶対帰ってこいよ。

帰ってこなかったら迎えに行くから。

そん時は待ってろよ。

オレはそう思いながら、皆の顔を見つめた。

部室に久しぶりに戻った笑顔には優しい希望が滲んでいた。