扉を開けた先には......生徒がいた。

しかも...5人。

全員男だ。


「何しにきたんですか?」


1人がこっちに近付いてくる。


「僕達は清算されたいじめの件について探っているんですよ。

確か、あなたは福祉部部長の久遠由紗さんですね?

あなたのせいでいじめは隠蔽されてしまったんです」

「あんたら、もしかして、新聞部か?」

「えー、そうです。おい、佐藤、小林、この女を捕まえろ」


男2人がやって来る。

仕方ない。

ここは大人しく捕まるしかない。

私は男2人に両手を捕まれ、残り2人からは腹に蹴りを入れられた。


「正直に答えて頂ければこれ以上手を加えるつもりはありません。さあ、早く答えて楽になりましょう」

「はは。ふざけたこと言わないで下さい。私は隠蔽などしていないし、いじめに関する情報など、ここにはないっす。

だって私が未然に防いだから!大事になる前に防いだ......」


また腹に1発食らった。

ったく、暴力的なやつらだ。

こんなことしたって、

私の口から出る内容に変わりはないっていうのに。

だって、それは......真実、だから。