――パンッ!

――パンッパンッ!

――パンッパンッパンッ!


なんだ、この音は?


「キャーっ!」

「福原さん、大丈夫っす。私が絶対守りますから。今すぐあちらへ......」


福原さんを連れて会場から出ようと立ち上がった。

だが、会場はパニックになり、扉を開けて大勢の人達が出ていく。


「待ってください!皆さん、落ち着いて!」


くそ。

なんでこうなったんだ?

なんて考えている暇はない。

早く福原さんを外に連れ出さないと。

落ち着くことなんて出来ない。

焦る。

手に汗がじわじわ出てきた、その時だった。