――キーーン...!


「うるさ」

「もしかして、にゃんにゃん?」


ルナとほぼ同時に顔を上げると、ステージの上にはにゃんにゃんがいた。

あー。

もう手遅れだ。

私はルナがハートブレークする瞬間を隣で見届けなければならない。

ルナはルナなりに努力してきたと思う。

積極的ににゃんにゃんを誘って告白したんだと思う。

力も弱いし、見た目ゆるふわで大丈夫かなって思う時もあったけれど、ルナは一生懸命、自分の想いを伝え続けていた。

きっとこの経験は、今後に繋がる。

諦めなかったその意思が未来を明るく照らしてくれる。

そうだ。

そう信じよう。