そして、起きたら翌日。

新聞配達をちゃっちゃと終わらせ、着替えをし、学校に向かう。

相変わらず眠い。

さすがに今日は昨日のような突拍子もないメイクはしないから、昨日より遅い登校だ。


「ふわぁ...」


あまりにもあくびが出るため黒マスクをして来たが、なんとなく不審者感が漂う。

まぁ、あんな格好をしている時点で"ヤバイやつ"ってのは確定している。

今さら抵抗しても無駄だ。

このままゴーだ。


「ふわぁ...」

「おっす!久遠!」

「わ」


今のは、かなりびっくりした。

背後から忍び寄る影に全く気づかなかった。

その正体は見なくても分かるが、一応確認する。