「ゆっち先輩!」


にゃんにゃんの声だとすぐ分かり、振り返ると、ブラック医師と白装束男とダンサーがこちらを見ていた。


「うわぁ。ゆっち先輩可愛いっ!」

「さっきは暗くて良く見えなかったけど、すっごく似合ってる!ゆっち、最アンド高だよ!」

「へいへい、そりゃあどーも」


にゃんにゃん、さてはわざと連れてきたな。


「ゆっち先輩が着替えないうちに皆さんで写真を撮ろうと思って。なんと、今日は自撮り棒持ってきたんですぅ。じゃじゃ~ん!」


用意周到だな。

さすが、にゃんにゃん。

って、感心している場合じゃない。

こんな姿を収められたら一生どこかに残るではないか。

これは恥でしかない。

歳を取ったら笑い者にされる。

今すぐやめさせなくては。

私はにゃんにゃんの腕を思い切り掴んだ。