と、この調子で警備態勢のチェックを行っていった。

随分用心深く、計算高い人だということは分かったが、なんとなくどこか違和感を感じた。

淀んだオーラをまとっているような、

歪んだ思考を持っているような、

そんな気がしてならなかった。

会議が終わった後もしばらく奥歯に何かが挟まったような異物感を感じていたのだった。