「よっ、久遠!」

「うわ。びっくりした...」


なんと、ぼーっと歩いていたらワンコが登場した。


「今、マジで驚いただろ?久遠が驚くなんてこっちもびっくりだ」

「うっさい。

いっつもすけど、ワンコってイチイチうっさいすよねー。

やかましいっていうか。それでよくカノジョさんと仲良くやってますねー。

奇跡っすよ、奇跡」

「仲良くやってるに決まってるだろ。久遠と違って羽依は穏やかだから、文句なんて言わねぇんだよ!」

「あっそ」

「なんだよ、その反応は?けなされて拗ねてんのか?」

「拗ねてるわけないっしょ。子供じゃああるまいし」

「は?どう見ても子供だろーが」

「はー?どこ見ていってんすか?私、十分大人っすけどー。ってか、女性の体ジロジロ見るとか、気持ち悪いんすけどー」

「バカ。見てねーし。オレを変態呼ばわりすんな!ったく、久遠は自意識過剰だな。困るわ~」

「そっちこそ、自意識過剰じゃないっすか」

「はあ?どこが?」

「はー?こっちこそ、どこが?」


と、痴話喧嘩をしているうちに部室の前まで来てしまった。