「大丈夫っす。私達が必ず良いステージにします。ですから、福原さんの耳と心で、村岡さんの歌声を聴いてあげてください」

「うん、分かった...。本当にありがとう」

「お礼は全て終わってからで」

「そうなのかもしれないけど、でも言わせて。ワタシ、本当に嬉しいの。

ずっと誰にも言えずに悩んでいたから。

今回話を聞いてもらえただけでも本当に胸がいっぱいで...。

それなのにワタシと琢磨の間まで取り持ってくれるなんて、至れり尽くせりで...感謝しかないわ」


私とにゃんにゃんは首を真横に振った。


「これがわたしたちの活動なんです。

悩みを抱えている人を見つけて救う。

救われた人に楽しく学校生活を送ってもらう。

その全てをサポートするのがわたしたちの役目なので、福原さんは至れり尽くせりで良いんですよ」

「本当にそれでいいの?」

「はい!」