久遠がバッグから取り出したのは、小さな箱だった。


「誕生日おめでとうっす」

「久遠、オレの誕生日知ってたのか」

「あー、はい。部長として全員の誕生日と血液型は把握してます」

「んじゃあ、オレは...」

「O型っす」

「正解。ちなみに久遠は......」

「Aに見えてOっす」


まさかの一緒かよ。

つうか、Aに見えねえし。

ABかBだと思ってた。