「おい!お前ら、何してんだ?!久遠から離れろ!」

「やべ」

「逃げるぞ」


オレのその声に危険を感じたのか、やつらは蜘蛛の子を散らすように失せた。

残ったのは、砂まみれになった久遠由紗だけだった。