「お疲れのところ悪いが、トランシーバーを回収しに来た。これを部室に返さないと帰れないからな」

「オレ、全然見回り出来てなかった。ほんと、ごめん」

「いやいや、全然いいよ~。そういう裏方の仕事はおれたちに任せておけ!」

「そうですよ!ワンコ先輩は充分お役目を果たされてます!ですので、後のことはわたしたちにおまかせあ~れなのでございます!」

「はははっ!にゃんにゃんは相変わらず面白いな」

「いやぁ、それほどでも~」


にゃんにゃんのお陰で場が和み、オレの心も落ち着いた。

内心責められるのではないかと思っていたから気が気でなかったが、そんなことがなくてほっとした。

やっと酸素を吸うことが出来る。

あぁ、空気が美味しい。