――パチパチパチパチ。


ひなが拍手を始め、オレとルナもそれに倣って手を叩いた。

てか、倣わなくてもしていた。

そんくらい、すごい話だった。

難しくて分かりずらいこともなくもないが、

でも、すごい。

この部の理念はすごい。

それだけは確かだった。


「拍手、感謝っす。では、ここから本題に入ります。今月のレスキュー案件なんすが、こちらで行きたいと思ってます」


久遠から全員に手渡されたのは、1枚の紙だった。

これが例のレスキューシートか。

ほぉ。