「お~い!ゆっち~!」


背後から私を呼ぶ声がし、徐々に迫ってくる。


「ゆっち~、一緒に帰ろうぜー!」


ひなさんは引くレベルでテンションが高い。

おそらく、大好きな猫効果だろう。


「部活を放棄して探しに行った猫はどうなりました?」

「あぁ、あの後体育館に忍び込んで用具室で眠ってるところをおれが保護したんだ」

「そうすか。良かったすねー。けど、部活をそっちのけってのはいかがなものかと」