ガラガラと戸を開け、廊下に置いておいたバッグを手に取り、肩にかけた。

昇降口までただひたすら歩いていく。

頭の中で疑問符がずっとぐるぐる回り続ける。

こんなにも1人の人間に執着してしまうとは...。

私としたことが、痛恨のミスだ。

今年に入ってから何度こんな気持ちになってきたのだろう。

その度に考えては答えが出せずにいるのに、また考えてしまう。

意味のないこと。

こんな感情に意味はないんだ。