「あのぉ、素朴な疑問なんですけどぉ、こんな暑いのにホットってどういうことですかぁ?」


ルナ、そこは聞くんじゃない。


「ごめんねぇ。

わたしが昼休みに氷用意しておくはずだったんだけどねぇ、普段家庭科室の冷蔵庫なんて使ってないから電源が切れてたの。

それで作れなくて...本当にごめん。
先輩方もごめんなさい」


にゃんにゃんが頭を下げるのを見て、ルナは明らかに慌て出す。

首を左右にブンブン振ってにゃんにゃんに視線を投げ掛ける。


「ごめん、にゃんにゃん。別に僕はホットでもいいんだ」

「オレも。お前もだよな、ひな?」


ひなさんは上の空って感じで窓の外を見ている。

窓の外にあるのは肯定と真っ青な空、そこを泳ぐ無数のふわっふわなわたあめ。

と噂の物体。