「あのぅ、ずっと疑問に思ってること、聞いていいですか?」

「なんすか?」


にゃんにゃんとばっちり目が合い、にゃんにゃんが慌てて目を伏せた。


「あのぅ、ゆっち先輩はワンコ先輩のこと、そのぉ......」

「ワンコのことがなんすか?」


蛇行しながらも着実にレジャーシートに近づいていく。


「ごめんなさい。今のは無しで、わたしからの想いをお話しします」

「へい、どーぞ」

「私は誰がなんと言おうとゆちワン推しなので!では、行きますぅ!」


ダダダっと走り去っていく、にゃんにゃん。

ゆちワン推しとは、なんなのか良く分からないが、まぁ、そのうち分かるだろう。

ひとまず今日のところはここまで。

自分の感情とにゃんにゃんの言葉の真意の捜索は止めて、食べるだけ食べるとしよう。