ワンコ...

なんか、申し訳ないっすね。

私のこと、察し始めましたようで、

これはこれは厄介なことになってしまいました。

胸の奥が破裂しそうなほどに何かに圧迫されて痛い。

ぎゅうっと、ぐーっと心臓が膨らんで骨まで迫ってくる。

触れたらパンッと弾け飛ぶ。

この感情ごと、

空に飛んで、

空気と混じって、

消えていく。

そうであれば、どんなに楽なんだろう。

そうだったら、良かった...。

私はにゃんにゃんに目配せし、その場から離れ、星空が独り占め出来るところまでさっと歩いてきた。

そして、口を開く。