「久遠さん?」

「すみません、ついぼんやりしてしまって」

「お疲れなのね。今日はゆっくり休んで、また明日から活動頑張ってね」

「はい」


桃井さんからエールをもらったし、

もうひと踏ん張りしますか。

ひとまず、母のことは忘れて。

私は無線を飛ばした。


「おーい、皆聞こえてますかー。そろそろ片付けしますよー。ルナとにゃんにゃんは3年CD。私とひなさんは食堂っす。あともうひと踏ん張り、よろしくっす。じゃ、またあとで」


私は目頭を押さえても泣き止めないひなさんのところに行き、腕を強く掴んで持ち場へと連れて行ったのだった。