はやく飯を食べたほうがいい。どこかで思いながら、勝手に口が動いていた。
「柚葉」
「……は、い」
「こんな格好でそんな嬉しいことを言ってくれるなんて、俺のこと誘ってくれてますか?」
「さそって?」
「もう一回、ベッドであつくなりたい?」
「ち、ちが、います……!」
「本当かなあ」
喉で声が笑っている。
俺の様子を見て、背中に回されていた柚葉の手が、拒絶するように俺の胸を押してしまった。さすがに昨日の今日で求めてしまったら、かわいい柚葉は怖気づいてしまいそうだ。
髪を撫でて、唇に吸い付く。
「冗談です。かわいいから、俺がしたかっただけ」
「え、あ……」
動揺する柚葉にもう一度口づけてから、乱してしまった髪を耳にかけてやる。
もうずっと、自分の顔が緩みっぱなしになっていることに気づいた。
「服、俺の使ってください」
「あ、ええと……」
「着てない服も大量にあるので、気にしなくていいよ」
「着ていないお洋服が?」
いちいち言い方がかわいい。
胸にいくつか刺さって撫でまわしたくなるから、どこか壊れている。思うとおりに頬を撫でて、柚葉がくすぐったそうに目を細めたのを見たら、耐えられずにもう一度口づけた。
「柚葉」
「……は、い」
「こんな格好でそんな嬉しいことを言ってくれるなんて、俺のこと誘ってくれてますか?」
「さそって?」
「もう一回、ベッドであつくなりたい?」
「ち、ちが、います……!」
「本当かなあ」
喉で声が笑っている。
俺の様子を見て、背中に回されていた柚葉の手が、拒絶するように俺の胸を押してしまった。さすがに昨日の今日で求めてしまったら、かわいい柚葉は怖気づいてしまいそうだ。
髪を撫でて、唇に吸い付く。
「冗談です。かわいいから、俺がしたかっただけ」
「え、あ……」
動揺する柚葉にもう一度口づけてから、乱してしまった髪を耳にかけてやる。
もうずっと、自分の顔が緩みっぱなしになっていることに気づいた。
「服、俺の使ってください」
「あ、ええと……」
「着てない服も大量にあるので、気にしなくていいよ」
「着ていないお洋服が?」
いちいち言い方がかわいい。
胸にいくつか刺さって撫でまわしたくなるから、どこか壊れている。思うとおりに頬を撫でて、柚葉がくすぐったそうに目を細めたのを見たら、耐えられずにもう一度口づけた。


