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家を出てからは中々波乱万丈だった
行く宛てがなく、母親と俺は父方の実家に向かった。
とにかく走った
着いてからは地獄だった
俺は歓迎され可愛がられていたが、そこの家族が
父親の事故死を母親のせいだと責め続けた
それだけではない
母親は、持っていた少ないお金を取られ
服は刻まれ
写真は燃やされた
小一の俺でも理解できる惨さだった
俺はどうしてもその家族を好きになれなかった
母親は毎晩、俺が寝た後涙を流していた
最初は我慢して「はい、はい」と頷いていた母親も
だんだんと狂いはじめ、
ある日突然姿を消した
