「おっと、悪い。ボール取ってくれる?」
宮原先輩は優莉にお願いする。すると優莉はボールを拾い、しばらくジッとボールを握りしめていた。
そしてバスケ部みたいに本格的にボールを持ち、勢いをつけたボールを宮原先輩にパスする。
「痛っ」
優莉からのパスを受けて何故か宮原先輩は顔を歪めた。
「……先輩、左手負傷してますよね?」
「よく気付いたな」
「さっきから右手でしかボール触ってないから」
宮原先輩、怪我してるんだ。昼からの試合大丈夫なのかな。それにしても優莉の気づきレベルって凄い。
二人の様子を見ていると、真尋先輩が私の肩にポンと手を乗せ、親指でドアをクイっと指し生徒会室を出ようと合図してきた。
何故かは分からないけど真尋先輩に従い、二人を残してそっと生徒会室を出る。
「あの、もしかして優莉と宮原先輩って生徒会に入る以前からの知り合い何ですか?」
あの二人を見て感じとった事を真尋先輩に聞いてみた。
「その話はまた今度ね。それから……俺の応援ちゃんとする事。じゃあよろしく」
真尋先輩はひらひらと手を振り、廊下を歩き始めた。
応援って言っても、また女子生徒の黄色い声援が凄いんだろうな。そんな事を思いながら歩く真尋先輩の背中を私は見ていた。
宮原先輩は優莉にお願いする。すると優莉はボールを拾い、しばらくジッとボールを握りしめていた。
そしてバスケ部みたいに本格的にボールを持ち、勢いをつけたボールを宮原先輩にパスする。
「痛っ」
優莉からのパスを受けて何故か宮原先輩は顔を歪めた。
「……先輩、左手負傷してますよね?」
「よく気付いたな」
「さっきから右手でしかボール触ってないから」
宮原先輩、怪我してるんだ。昼からの試合大丈夫なのかな。それにしても優莉の気づきレベルって凄い。
二人の様子を見ていると、真尋先輩が私の肩にポンと手を乗せ、親指でドアをクイっと指し生徒会室を出ようと合図してきた。
何故かは分からないけど真尋先輩に従い、二人を残してそっと生徒会室を出る。
「あの、もしかして優莉と宮原先輩って生徒会に入る以前からの知り合い何ですか?」
あの二人を見て感じとった事を真尋先輩に聞いてみた。
「その話はまた今度ね。それから……俺の応援ちゃんとする事。じゃあよろしく」
真尋先輩はひらひらと手を振り、廊下を歩き始めた。
応援って言っても、また女子生徒の黄色い声援が凄いんだろうな。そんな事を思いながら歩く真尋先輩の背中を私は見ていた。


