昼の休憩時間になり、私と優莉は生徒会室へ行く。生徒会室へ集まるように宮原先輩から連絡がきたからだ。
私達が行くと、すでに全員集まっていた。
「お疲れさん。全員揃ったな」
右手でバスケットボールをポンと上にあげて右手でキャッチしながら宮原先輩は話をする。
内容は部活祭が問題なく進んでいるかの確認だ。話が終わるとまた別の話で盛り上がり始めた。
「昼からの対決、絶対俺達が勝ちますからね」
「現役バスケ部キャプテンの俺に勝とうなんて100年早いわ」
小谷先輩の宣戦布告に宮原先輩は高笑いする。対決って何だろう?
「バスケ部で3on3のNO.1決定戦やっててさ、敦士のチームとコタのチームが決勝に残ったんだ」
話についていけない私と優莉に、真尋先輩が教えてくれた。
真尋先輩の声を聞いて、私はさっき生徒会室でキスをした事を思い出す。
「どうかした?紗倉さん」
全部分かったような顔をしてポーっとしている私に真尋先輩は笑みを浮かべる。
「な、何でもないです」
頬を赤くさせプイっと真尋先輩から視線を逸らすと、クスッと笑われてしまった。
「ねぇ紗倉ちゃん、俺達絶対勝つから応援しに来てよ」
小谷先輩が私を見てニカっと笑う。
「へぇ、俺と敦士を倒せるとでも?」
真尋先輩が勝ち誇ったような表情で小谷先輩に言い返す。
私達が行くと、すでに全員集まっていた。
「お疲れさん。全員揃ったな」
右手でバスケットボールをポンと上にあげて右手でキャッチしながら宮原先輩は話をする。
内容は部活祭が問題なく進んでいるかの確認だ。話が終わるとまた別の話で盛り上がり始めた。
「昼からの対決、絶対俺達が勝ちますからね」
「現役バスケ部キャプテンの俺に勝とうなんて100年早いわ」
小谷先輩の宣戦布告に宮原先輩は高笑いする。対決って何だろう?
「バスケ部で3on3のNO.1決定戦やっててさ、敦士のチームとコタのチームが決勝に残ったんだ」
話についていけない私と優莉に、真尋先輩が教えてくれた。
真尋先輩の声を聞いて、私はさっき生徒会室でキスをした事を思い出す。
「どうかした?紗倉さん」
全部分かったような顔をしてポーっとしている私に真尋先輩は笑みを浮かべる。
「な、何でもないです」
頬を赤くさせプイっと真尋先輩から視線を逸らすと、クスッと笑われてしまった。
「ねぇ紗倉ちゃん、俺達絶対勝つから応援しに来てよ」
小谷先輩が私を見てニカっと笑う。
「へぇ、俺と敦士を倒せるとでも?」
真尋先輩が勝ち誇ったような表情で小谷先輩に言い返す。


