「俺と二人で話するなんて会話に困るでしょ?」
「い、いえ。そんな事ないです」
とはいえ、二人で何の話をするか想像がつかない。
「あっ安心して。実は俺も紗倉さんの事が好きとか言って告白するオチはないから。俺、彼女いるし」
「彼女いるのに私と二人でいて大丈夫ですか?」
意味なく周りを気にするようにキョロキョロしながら森野先輩に確認する。
それにしても森野先輩、彼女いたんだ。学校でそれっぽいところを見た事ないし、彼女は別の学校なのかな。
「大丈夫だよ。それより紗倉さん、コタを振ったって事は他に好きな人いるの?」
「す、好きな人ですか!?何でそう思います?顔に出てますか?」
森野先輩は何か色々鋭そうだし、もしかして真尋先輩に片想いしてるのバレた!?
不安になって思いっきり動揺が顔に現れる。
「あっ好きな人いるんだ。分かりやすいね紗倉さん。それじゃコタも振られるか」
私の動揺が面白かったのか、珍しく森野先輩が笑っている。バレてたわけじゃなかったのか……私は恥ずかしくなって頬が赤くなった。
「この事は誰にも言わないで下さいね」
慌てて森野先輩に口止めをする。
「誰にも言わないから色々聞いていい?」
色々…というけれど、果たして森野先輩は私の恋話に興味があるのだろうか。
「い、いえ。そんな事ないです」
とはいえ、二人で何の話をするか想像がつかない。
「あっ安心して。実は俺も紗倉さんの事が好きとか言って告白するオチはないから。俺、彼女いるし」
「彼女いるのに私と二人でいて大丈夫ですか?」
意味なく周りを気にするようにキョロキョロしながら森野先輩に確認する。
それにしても森野先輩、彼女いたんだ。学校でそれっぽいところを見た事ないし、彼女は別の学校なのかな。
「大丈夫だよ。それより紗倉さん、コタを振ったって事は他に好きな人いるの?」
「す、好きな人ですか!?何でそう思います?顔に出てますか?」
森野先輩は何か色々鋭そうだし、もしかして真尋先輩に片想いしてるのバレた!?
不安になって思いっきり動揺が顔に現れる。
「あっ好きな人いるんだ。分かりやすいね紗倉さん。それじゃコタも振られるか」
私の動揺が面白かったのか、珍しく森野先輩が笑っている。バレてたわけじゃなかったのか……私は恥ずかしくなって頬が赤くなった。
「この事は誰にも言わないで下さいね」
慌てて森野先輩に口止めをする。
「誰にも言わないから色々聞いていい?」
色々…というけれど、果たして森野先輩は私の恋話に興味があるのだろうか。


